無難な結婚を選ぶべきか…
「子供の頃は大人になったら 大好きな人と永遠の愛を誓って 幸せな結婚するのが夢だった」
「でも大人になった私は気づいてしまった そのどちらかしか選べないことに」
30歳のOLの花澄は彼氏の凪月と同棲中
付き合って10年になる彼氏とは、長年惰性で続いているような感じでした
凪月から唐突に結婚の話をされるものの、花澄はいまひとつ乗り気になれません
凪月との「無難な結婚」をするべきなのか・・・
悪気がない⁉︎ 身勝手でデリカシーのない彼氏・・・
そんな中、花澄の母が亡くなります
お通夜に参列する花澄
花澄にとって両親は、お互いを理解し合う『理想の夫婦」』でした
参列者は麗香が30になっても結婚してないことをヒソヒソと陰口を言っています
「遅くなった」
「花澄を元気づけたくてさ!」
母の死で落ち込んでいる花澄ですが、これが凪月なりの励まし方だと考えようとしますが、どうしても理解できません
花澄はベランダへ出て、一人煙草をふかし
『このまま我慢して凪月と結婚するのが幸せなのかな?』
と考えてしまいます
自己満足のために花澄を励ます凪月
凪月の身勝手さに悲しくなる花澄…
最悪の誕生日・・・一人で入った映画館で…
母が亡くなってから2週間後
誕生日を迎えた花澄
凪月は盛大に祝おうとします
しかし、そんな気分になれないという花澄に凪月は
「ずっと落ち込んだままじゃおばさんが悲しむぞ」
その無神経な言葉で、我慢していたものがプツンと切れた花澄は凪月と大喧嘩
そして、部屋を飛び出してしまいます
最悪の誕生日になってしまった花澄
どうせ一人なら…と、偶然通りかかった映画館で、つまらないと評判の映画を観ることにします
最悪の誕生日につまらない映画を観て、さらに箔をつけようと思った花澄でしたが、その映画は世間の評判とは違い予想外に名作
花澄は感動して、号泣してしまいます
すると、隣の席の男性も、花澄と同じく映画を観て号泣していました
花澄が泣きやまない隣の男性の姿を見つめていると目があってしまいます
『やば 見すぎた』
席を立とうとする花澄に、その男性は
「この後…時間ありますか?」
と声を掛けたのでした…
続きのネタバレはコチラ!
『どちらのクズを愛しますか?』についてはこちらにも詳しく書いたので、ぜひご覧ください♪